ピロミログ

育休中OLの雑記ブログです。

ふるさと納税 調味料選びは気を付けて!届いた醤油はニセモノでした。

ふるさと納税では、返礼品に調味料も選ぶことができますね!

今回は、ちょうど切らしてしまうところだった「醤油」を選びます!

 

いつものふるさと納税のサイトで検索。

寄付金額 5000円で探します。

 

だし醤油や味噌、味醂とセットのものや、有名どころの醤油など、結構たくさん出てきました。

今回はシンプルに醤油だけが欲しかったので、醤油だけのセットで、できるだけお得なものが狙いです。

 

 

そして、希望に合うものが見つかりました!

1リットルの醤油 6本セット!!

 

ダントツでこちらがお得だったため、すぐに申込をしました。

 

 

約1カ月で届きました!

 

醤油6本の重みったらすごい。

開けてみると、

  • 本醸造 2本
  • こいくち 2本
  • うすくち 2本

 

が入っていました。もう2年くらいは醤油を買わなくてもいいかもしれません!

しかし、原材料を見た途端、私は固まってしまいました。以下はこいくち醤油の写真です。(醤油名や製造元の公表は控えます)

 

 

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これはなんだ????

見たことない名前がたくさん。

特に、一番初めに書いてあるアミノ酸液

これが一番多く入っている原料ということになりますが、初耳です。

 

不思議に思い、家にあった醤油の原材料を見てみました。

 

大豆、小麦、食塩 の3つです。

 

これは以前、生協で買った醤油です。

今回届いたこの醤油は、本当に醤油と呼べるものなのか疑問に思ったので、成分を調べてみました。

 

 

 

  • アミノ酸液

 

植物性たんぱく質を塩酸で分解し、水酸化ナトリウムで中和、ろ過したもの。

 

醤油の旨味成分は、主にアミノ酸だそうです。そのアミノ酸を、人工的に再現したもの。

原料となる植物性たんぱく質は、一体何を使っているのか不透明ですよね。

大豆なのか小麦なのかコーンなのか。中国産のものや、遺伝子組み換えのものだったら?

旨味成分を増やすために少量入っているならまだしも、一番多く入っているとなると、これは「醤油」ではなく、人工的に作られた「ほぼ旨味液」なのでしょうか。

 

 

  • 脱脂加工大豆

 

文字通り、大豆から油を抜いたものです。醤油を作る際には、大豆の油は最終的には捨ててしまうそうなので、最初から油なしの大豆で醤油を作るみたいです。行程を省くことで、コストが抑えられそうですよね。

ですがこちらも原料となる大豆の産地が不明です。

 

 

  • 砂糖混合ぶどう糖果糖液糖

 

異性化液糖に砂糖を混合した混合液糖です。砂糖よりも甘味が強いそうです。

異性化液糖は、トウモロコシを原料にした科学的に作られた甘味料です。

この原料であるトウモロコシも、出所が分かりませんね。遺伝子組み換えのものが使用されているかどうかは分かりません。個人的には、醤油を甘くする必要性はないと思うのですけど。好みの問題でしょうか。

 

 

  • アルコール

 

本来、醸造の過程を経た醤油には添加する必要のないものです。

この醤油は発酵して作られているわけではないので、品質保持のためにアルコールを添加しているようです。

 

 

  • 着色料カラメル

 

色付けのためです。こちらも、発酵する過程で色が濃くなる醤油を再現するために添加されています。カラメルの種類の中には、発がん性があるものがあるようです。

 

 

  • 甘味料(甘草、ステビア、サッカリンNa)

 

また甘味料かという感じです。よほど甘い醤油のようですね。

 

甘草は、お砂糖の50倍の甘さを持つ植物。クセのある味のため醤油に使われることが多いそうです。

 

ステビアも植物で、砂糖の300倍の甘さを持ちます。一部の国では食品への使用が禁止されているそうです。

 

サッカリンNaは砂糖の500倍の甘さを持つ人工甘味料。使いすぎると苦くなるそうです。歯磨き粉にも入っています。

 

 

  • 酸味料

 

酸味をつけるものですが、酸にもいろいろな種類があるようです。こちらの醤油は「酸味料」としか書かれていないため、その種類は不明です。

 

 

  • 保存料 (パラオキシ安息香酸)

 

よく目にするパラベンです。石油から作られる合成保存料。

発酵していない醤油なので保存料を添加する必要があるようです。

パラベンにも数種類あり、中には毒性の強いものもあるそうです。

ですが、どの種類を使っているのかが記載されていません。

 

 

調べていくうちに、これを家庭で使う気にはなれませんでした。

醤油味の液体を人工的に調合しましたってところでしょうか。

 

遺伝子組み換えの可能性、毒性の可能性。

このような安価で時間を掛けずに作られる醤油は業務用として使われているのかもしれません。

外食時に少しいただくならかまいませんが、家庭で日常的に口に入れるとなると考えものです。

 

ちなみに同梱のうすくち醤油も同じ原材料でした。

 

 

最後の望み、本醸造の醤油の原材料はコチラです。

 

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こいくち醤油やうすくち醤油に比べたらまだマシな気がします。

でも遺伝子組み換えの可能性は否定できません。

しかし砂糖混合ぶどう糖果糖液糖と甘味料がまたダブルで添加されています。

どこまでも甘い醤油にこだわりを持っているようです。

 

もったいないのですが、こいくち2本とうすくち2本は処分することにしました。

全部で4リットルあり、排水へ流せる量ではないので不要なタオルに染み込ませて、燃えるゴミへ。

本醸造の2本はチャーシューを作るときに大量に醤油がいるので、その時に使いたいと思います。

 

 

おわりに

 

今回いただいた醤油を申し込む前、ネットで商品を検索しましたが、情報がありませんでした。

製造元のホームページはあったのですが、商品の紹介はなし。

通販サイトでも販売されておらず、口コミも見当たりません。

 

迷っていた有名なお醤油はお取り寄せもできるし情報も多くありました。

ただし量が少ない。

 

お得さに負けずに、そちらを選んでおけばよかったと後悔しています。

 

調味料を選ぶ際には、原材料まで確認できる情報があるものを選ぶべきことを学びました。

今回の寄付金は、お勉強代となりました。